お盆とちゃわんとたこ飯と。
素人です。
使い込んで割れたお盆を直しています。
会社で二度割れて、「もう捨てれば」と言われたものの気に入っていたので持ち帰って直しています。
「どこまで直すかなぁ」「直した後愛着が湧きすぎたらどうしようかなぁ」とか考えながら作業しています。
とりあえず、割れた部分の破片を削って木地固め→麦漆→こくそ漆→錆漆で隙間を埋めて繋いだ。
セメダインもびっくりなくらいしっかり繋がりました。
さて、どこまで直すか。
作業開始からここまで、結構ほったらかしていたので2ヶ月くらいかかっています。
考えた結果、漆はいっぱいあるし、お盆全体もはげているので薄く全体に漆をかけました(木地固め)。
「漆にゴミが入っているときは漉しましょう」という話だったけど、「こんな高い製品にゴミとかありなわけ?」と思ってなめていた。
乾いた表面はザラザラで、ゴミをしっかり確認。
とりあえずフィニッシュの漆は漉すことにする。
全体を木地固めしたあと乾かしてから#600の耐水ペーパーで磨いたところ。
そうこうしているうちにお腹がすいてきたので、浸水済みのお米を鍋に入れてたこを切って、酒と塩少々で炊く。
炊けました。沸騰後蓋を閉めてから9分半で火を止めます。
ご飯を蒸らしているうちに、割れたフチのかけらを数週間前に小麦漆で留めておいたお茶碗の、はみ出た漆を彫刻刀とげきおち君で削って磨きます。
綺麗にくっついてる。
よく乾いてる。
多分、ここから漆でコーティングしたほうがいいんでしょうが、お腹がすいたので、たこ飯を盛ってしまいました。
いただきます。
ごちそうさま。
なんとなく、喉がかゆいような気もするし、気のせいの気もする。
漆のかぶれってどうなるんだろう?
といいつつ、小麦はなんとなく溶け出しそうで怖いので、やっぱり錆漆→漆フィニッシュは後日しようと思います。